2010 October

Tokyo

   
 
 
日本のお菓子は本当に繊細で美しい。秋らしい、色とりどりの菊の和三盆を頂く。季節感を大切にする心も本当に素敵。パリでカフェを一緒に頂くのが楽しみ。

 

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2色のオニオンのピクルスが届く。ピンクのほうはビーツの色で染めたとかで、私製の胡瓜やパプリカのピクルスと合わせて白いお皿に色とりどりのピクルスをオードブルにしようかしら?

 

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ようやく出版の運びとなった私の本の打ち合わせで、K社へ。頂いたケーキがよくよく見ると何だか現代アートのような・・・。マンゴーのジュレと白いチーズケーキ。ダニエル・スポエリというイタリア人の現代アートの作家の「アート・テーブル」に参加した時に頂いたケーキを思い出す。

 

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移動も多い上、パリと東京は何より湿度の差が大きい。肌のことを考えると飛行機の機内もあまり良くはないはず・・・。その上、「眠る」という以外にあまり美容法に熱心ではない私。見かねた友人がプレゼントして下さったこのクリームが本当に効いたのか?確かにシワと思えるようなものはナイ?

 

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結婚のお祝いに作品を差し上げるのはいつもとても嬉しい。内祝いに素敵な漆器が届いて、そのデザインもさることながら、ラッピングがさりげなくて、かつとてもピュアな印象で、思わず・・・。再生紙のブルーと艶のある真っ白なリボン。ピュアで素朴な美しさは、華美になりがちなお祝い事の中でとても素敵な印象を受ける。

 

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京都の方からお土産にと、丹波の黒豆のお菓子と麩饅頭を頂く。丹波のお豆は煮豆にするとふっくらと炊けて美味しいけれど、この大粒の黒豆の甘納豆のようなお菓子は本当に美味しい。パッケージも竹の籠に恭しく鎮座なさっていて・・・。生麩は食べ物の中で、かなり好きなものの一つ。笹の葉に真綿のようにくるまれているのも可愛らしいけれど、独特の食感がたまらない!

 

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友人のM嬢が始めてアトリエを訪ねてくださる。バルセロナに住んでいらしたので、ヨーロッパの話でも盛り上がるけれど、やはり話題はチリの鉱山事故から33人全員が生還した話。チリワインは前から好きだけれど、さまざまなお店でチリ産のワインを購入する事で、その方たちへの支援に繋がるという事で、チリ産のスパークリングワインを持ってきてくださる。爽やかな飲み心地も嬉しいけれど、毎日無事に暮らせる、当たり前のことに感謝しましょうね、とお喋りもいつになく高尚な私たち。

 

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子供の頃、マッチ箱を重ねて千代紙を張って「千代箪笥」のようなものをよく作っていた。我が家では何か「欲しいと思ったモノは作る」という日常だったので、千代紙のモチーフなどは今でもとても懐かしい。久しぶりにそのクダンの千代紙のお店に伺う。「日本の色」の中にも、ワビサビ的なものではない、お干菓子や千代紙のような「あでやか色」があることをフランス人にももっと知って欲しい。クリスチャン・ラクロワ氏のデザインを見るといつも何か共通なものを感じるのは私だけ?
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